まちづくり上井草では、自発的な緑化のネットワーク
を通じた「まちなみづくり」「景観づくり」を目指す
『かみいぐさ雑木みちproject』を推進しています。

雑木林の移り変わり
武蔵野の雑木林は薪や炭の材料にするため、10〜20年の周期で定期的に伐採されました。そんな生活のサイクルから生まれたのが「株立ち」です。

比較的樹齢の若い成木。雑木林は成長の早い
コナラやクヌギなどの落葉樹が中心でした。

ひこばえが出ることを期待して、早春に伐採します。
幹が太くなりすぎてから切ると、ひこばえは出にくくなります。

土中に根が残っているので、ひこばえが伸びてきます。
根から水分や養分の吸収があり、早く成長します。

若木の細幹ばかりが立ち並ぶ空間は、リズム感と
奥行きを感じさせます。太くなりすぎた幹から順に
間引きします。これを「おろ抜く」とも言います。
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contents
- 1 キーワードは『株立ち』
- 2 雑木林の移り変わり
- 3 暮らしながらのまちづくり
- 4 はじめよう雑木の庭

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