上井草日記
かみいぐさの庭 その92020/05/20 Wed


撮影日:2020年4月24日
場所:瀬戸原緑地
近郊農村当時の上井草は、薪の産地でもありました。瀬戸原緑地(写真)、どんぐり山公園、四宮公園などに残る雑木林は、その名残です。雑木林とは木の畑であり、15年ほどの周期で伐採され、薪にされました。
地中に残った根株からは複数本のひこばえが伸び、やがて「株立」の樹形となります。太くなった幹はまた伐採され、薪にされました。「萌芽更新」と呼ばれる雑木林のこの維持管理法は、全国のいわゆる「里山」で今日でも引き継がれています。