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津田貴司ワークショップ『みみをすますin 上井草界隈』2016/10/23 Sun

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津田貴司ワークショップ『みみをすますin 上井草界隈』

H28「10月の庭」最終日に当たる10月10日(祝・月)14:00〜17:00、津田貴司ワークショップ『みみをすますin 上井草界隈』が行なわれました。

◎秋の上井草界隈、耳のピクニックに出かけてみませんか?
◎簡単なガイダンスの後、2時間程度ゆっくり歩きながら行ないます。いつもの散歩道も、注意してみみをすますと、驚くほど豊かな音の風景が広がります。「音を聴く」ことから始めて、「静けさを聴く」「みみをすます」という3つの意識の状態をガイドする予定です。
◎歩いた後GENROに戻り30分程度の歓談を予定しています。
(津田貴司・ワークショップ案内より)

当日コース:商店街西通りのはずれを南へ下り、スポーツセンター前、井草中正門前。両掌を打ち合わせて建物の壁の響きを実感。旧井草川遊歩道へ出る過程で、台地と低地の音の変化をたどり、マンホールの蓋を漏れる微音で水量、水速の変化を推察。ドングリ山公園の林で聴こえる音に耳を傾け、瀬戸原公園へ向かう途中の住宅街の十字路で佇み、静けさ、空を渡る音を聴き、通行人に訝しがられたり(笑)。終着点の四宮森公園は高低差の激しい北斜面。思い思いの場所に腰を下ろし「みみをすます」。

参加者は総勢5名。行動のまとまりのよさ、歩いた後の歓談(1時間に及びました)の活発さは、少人数ならではといえるでしょう。充実したワークショップになりました。
同じコースを歩いた5名が、必ずしも同じ体験をしたとはいえないことの確認。普段の生活では、様々の音を聞き漏らし、聞きたい音だけ、必要な音だけ、音の原因や意味だけを聴いているケースが多いということについての気付き。「みみをすます」という行為は、外部の人にはそれと分からないことの確認。「みみをすます」ことをしていると、子供の頃に押し入れに潜んで世間の音に耳を澄ましていた体験を思い出した、という参加者も・・・。

視覚は対象と主体の間に距離をもうけますが、聴覚はむしろ身体の中の出来事ともいえます。地域を聴覚で認識する営みは、地域を内面化する試みともいえそうです。「まちづくり上井草」として、「みみをすます」のワークショップ開催をお願いしてよかったと、あらためて思った次第です。



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2010/08 に杉並区初の
「テーマ型まちづくり協議会」
に認定されました。